思わず作ってしまう「台湾カステラ」をご紹介。テレビやネットで話題になっていスイーツで、老若男女に愛されているお菓子です。「ぷるぷる、ふわふわ、しゅわっしゅわ」という日本中どこにもない新しい食感が魅力です。
18cmのパウンド型で作ってみましたが、何とも可愛らしい。ほのかな焼き加減で、その上にはお好みで粉糖をふるうことで、さらに美味しさが倍増します。ナイフでカステラをカットしてみると、今でいう「密」状態で全く隙間がありません。一見、ずっしりとした食感になるのかなと思い、口に運ぶと「何このふわふわ感、軽っ!」と感動してしまいます。はちみつを入れているのでほのかに甘く、卵の風味を味わうことができます。
材料紹介
材料が少なくて自宅にあるもので作れるのが、ポイントです。しかもたまごは2個という少なさ。
▼材料
たまご:2個
牛乳:30ml
薄力粉:35g
ハチミツ:15g
サラダ油:30g
グラニュー糖:35g
卵黄と卵白を分ける
卵黄と卵白を分ける。ボールを2つ使用する。
卵白は冷蔵庫で寝かせます。
ハチミツ、サラダ油、牛乳を入れる
生地を綺麗に混ぜ合わせるため、ハチミツ→サラダ油→牛乳の順で入れます。
【ハチミツを入れる】
ハチミツが無ければ、練乳やメイプルシロップ、水あめでも代用できます。もちろん無しでも十分おいしいです。泡だて器で高速2分30秒混ぜます。
【サラダ油を入れる】
サラダ油の代用として、バターや太白ごま油、オリーブオイルで出来ます。泡だて器で高速1分混ぜます。
【牛乳を入れる】
牛乳を入れると生地がしっとりと仕上がります。水と油は混ざりにくい性質のため、しっかり混ぜることがポイントです。生地が飛び散りやすいので、低速で1分ほど混ぜます。
油と水は、混ざりにくいのでしっかり混ぜます。
薄力粉をふるう
お菓子作りにおいて粉類は、必ずふるいます。ふるうことで、大きな粒になった薄力粉が細かくなり、ダマになりにくくなります。いかに細かくふるうことで焼き上がりが左右します。
また薄力粉が残っていると焼き上がりが小さなダマがポツポツと出来てしまい、見た目が綺麗ではありません。
神経質に混ぜなくてもOK。最後にメレンゲを混ぜ合わせるので、多少薄力粉が残っていても大丈夫です。
代用として、米粉でも出来ますが、焼き上がってすぐにパサつくので、すぐにラップを被せ保管してください。
メレンゲを作る
冷蔵庫から卵白を取り出し、泡だて器で混ぜます。メレンゲ作りにおいて最初の泡立てが肝心です。大きな泡から小さな泡へ変わるところで泡だて器を止めます。(ツノが立たない程度止めます)
1回目のグラニュー糖を入れたら高速で混ぜ、2回と入れ、混ぜ合わせます。ツノを立てすぎると焼き上がり時に表面が割れてしまう可能性があるので、少しツノが寝るぐらいを意識しましょう。
グラニュー糖がすべて加え混ぜ合わせたら、低速で1分ほど混ぜ、気泡を安定させます。
少しツノが寝るぐらいが目安です。
卵黄とメレンゲを混ぜ合わせる
メレンゲをひとすくいし、卵黄生地を加えます。2回に分け混ぜますが、最初は気泡のことは気にせず、しっかり混ぜましょう。
残りすべてのメレンゲを加え、下から上へ大きく混ぜ、60-70回ほど混ぜ合わせます。この時は、なるべく気泡を潰さないように意識して混ぜましょう。
メレンゲの混ぜすぎると気泡が潰れて萎む原因となります。
型に生地を流し込む
今回は18cmのパウンド型、何度も使えるクッキングシートを使用しています。満杯に入れてしまうと焼いている途中に生地が膨張しすぎて割れる原因となるため半分ほどで止めます。
生地の中には気泡が入っているので、竹串を使用し取り除きます。
残り生地は、耐熱容器に入れ、一緒に焼いていきましょう。
湯煎焼きにする
天板にお湯80どをたっぷり注ぎます。底が抜ける型であれば、底面から水が入るためアルミホイルで覆ってください。
予熱しておいた150度40分ほど焼いてください。ご家庭のオーブンでは焼き加減が異なるので、必ず調整して焼きます。竹串で生地を刺し、生地が付いてこなければ焼けてますので、ぜひ試してみて下さい。
お好みで粉糖をふるいます
軽くふるう程度でオッケーです。お好みで粉糖をふるいます。ぷるぷる、ふわしゅわに仕上がりました。
完成
自宅にある材料で作れてしまうお手頃スイーツ。きめ細かくふんわりと甘い香り。素朴な味が老若男女に愛されます。
失敗例
メレンゲのツノが立ちすぎると味は変わりませんが、焼き上がり時に表面が割れてしまいます。
レビュー
クックパッドさんのレビュー一覧です。
※クックパッドさんレビュー一覧(まんぷくcafe)引用
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